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  • 2009.06.05 Friday
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六韜を座右の書に

中臣鎌足が暗唱した六韜

 六韜は、武経七書(孫子、呉子、司馬法、尉繚子、六韜、三略、李衛公問対)の中の一冊として広く知られています。日本でも六韜の第四巻「虎韜」が「虎の巻」という言葉にもなっているとおり、古くから著名人が座右の書にしてきました。中でも、中臣鎌足は六韜を暗唱するほど読みこなしていたとされ、また源義経も父が秘蔵していた六韜・三略を読み戦術の奥義を極めたとされています。


良い人材を発掘するには

 こころみに彼らを裕福にして、その富にまかせて礼を失するかどうかをみます。彼らを高位高官に任じて驕慢になるかならないかをみます。彼らに重い責任を持たせて、そのまっとうするところをみます。彼らを使ってみて、隠し立てをしないかどうかをみます。彼らを危険なことに当たらせて、恐れるところのない態度をみます。彼らを種々の事変に当たらせて、行き詰まることがあるかどうかを観察します。
                                                           第一巻文韜第六・六守

海外進出に踏み切れない場合は

 戦いの上手な将軍は、利と見れば機会を逃さず、時機と思えばただちに決断します。有利な機会を失い、時機を外すと災いを受けることになります。ですから知将は機会を逃さず、戦いに巧みな者は決断したらもう猶予しません。突然の雷音に耳をふさぐひまもなく、稲光りに目をつぶるひまもない迅速さで敵陣に雪崩れ込み、兵を用いるときは狂乱したかと思われるほどの威勢です。このような軍勢に当たるものは打ち破られ、近づくものは滅び去り、だれ一人として、これに抵抗することはできません。
                                                     第三巻竜韜第二十六・軍勢

中国が小泉純一郎首相を非難した理由

相手国の国力を削ぐ手法として、六韜では次の手法を挙げています。

相手の国の忠臣を厚遇し、その君主への贈物は少なくし、使者が来たなら、なるべく長く留めて帰さず、わざとその伝えるところを聞き入れないようにします。そして、代りの使者を派遣させるようにし、その新しい使者に対しては誠意をもって接し、親しく信頼すれば、相手の国の君主は、前使者を疑い、新使者を新任するでありましょう。その結果、前の使者は不満を持ち、結束はくずれます。この策略を抜かりなく実行することで相手の国をおとしいれることができます。
                                                     第二巻武韜第十五・文伐

君主を日本国民、忠臣を小泉元首相と置き換えると、中国の意図が明らかになります。首相が優れていれば中国は批判的になり、首相が凡庸であれば中国は親日的に振舞うのです。

「六韜」林 富士馬(翻訳)(中公文庫)(文庫)

林富士馬訳「六韜」(中公文庫)は、口語訳と読み下し文の双方が掲載されており暗唱したい人にはうってつけでしょう。口語訳には、意訳の見事さに加え、無駄のない的確な文章に感動さえ覚えます。

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